令和元年度 秋季千葉大会 ベスト4決まる 次勝ったら関東大会
令和最初の秋大会。ベスト4が出揃ったが、今年も秋季大会は現地観戦できず。
令和元年度 秋季千葉大会 ベスト8 と、新チームにはあまり意味をなさない戦国千葉ランキング。
このまま夏の大会に持っていきたいくらい、きれいに上位校が残った。
さて、関東大会に王手をかけたのは・・
その前に、秋季大会の気になった試合。
〈左上ブロック〉
一回戦
◯東葉 ●日体大柏
◯幕張総合 ●八千代松陰
二回戦
◯中央学院 ●市原中央
◯東海大浦安 ●幕張総合
◯木更津総合 ●千葉明徳
三回戦
◯中央学院 ●東葉
準々決勝
中央学院 000 000 000 / 0
木更津総合 002 000 00x / 2
千葉明徳に大苦戦したものの、木更津総合が2試合連続の完封で準決勝進出。エース篠木が1安打完封で中央学院を下す。
〈左下ブロック〉
一回戦
二回戦
◯成田 ●銚子商
三回戦
◯成田 ●学館船橋
準々決勝
成田 000 000 110 / 2
習志野 500 010 02x / 8
山内の2日連続完投と、いつのまにか違和感がなくなった「強力習志野打線」で、3冠を目指す習志野がベスト4。
〈右上ブロック〉
一回戦
◯検見川 ●多古
二回戦
三回戦
◯専大松戸 ●東金
準々決勝
専大松戸 002 004 1 / 7
東海大望洋 000 000 0 / 0
サウスポー西村の連続完封で、全く危なげなく専大松戸が秋の関東大会に王手。
〈右下ブロック〉
一回戦
◯拓大紅陵 ●千葉商
二回戦
◯志学館 ●稲毛
三回戦
準々決勝
志学館 001 020 100 / 4
拓大紅陵 010 000 121x /5
和田孝志新監督率いる拓大紅陵が、2年前の雪辱を果たすべく準決勝に挑む。
令和元年度秋季千葉大会ベスト4
もはや、来春の選抜甲子園よりも楽しそうなトーナメント表が完成してしまった。
選抜の挑戦権を手に入れるのはどの2校か。
習志野も3冠にチャレンジ。
令和元年秋の千葉大会 もうすぐ開幕
夏が終わり、早くも来春のセンバツをかけた戦いが始まる。
千葉大会5勝、関東大会2勝でほぼセンバツ出場が決定する。千葉県勢6年連続出場となるか?
左上ブロック
木更津総合
中央学院
千葉明徳 八千代松陰 市原中央
左下ブロック
習志野
成田
千葉黎明 銚子商業 市立船橋
千葉経済付 県船橋 成東
左側ブロックは強豪校が集まった。
順当にいけば、準々決勝は木更津総合vs中央学院、習志野vs成田となる。
一回戦注目カードは市船vs県船、銚子商vs千葉経済。その他東海大浦安の戦いも気になる。
右上ブロック
専大松戸
東海大市原望洋
学館浦安 検見川 船橋芝山
右下ブロック
千葉敬愛
拓大紅陵
千葉学芸 柏南 千葉商業
木更津 翔凜 稲毛
右側ブロックは波乱を予感させる顔ぶれ。右上は専大松戸、東海大市原望洋が上がってくると思いきや、番狂わせの香り。右下は予測不能。千葉学芸が一気に来るのか?拓大紅陵は意地を見せられるのか。
まさかの千葉商業?
まさかの稲毛?
甲子園決勝戦、履正社vs星稜が行われている真裏で、千葉商業vs市立千葉を観る頼もしい少年たち。
遠くの甲子園より 近くの千葉県秋季大会。
天台球場 工事中⑬~2019年9月上旬~
千葉市で瞬間最大風速57.5mという台風15号から一夜明け、青葉の代替となったナスパへ何も知らずに行ったら、こちらも断水&停電で中止。朝、高野連のホームページを確認するべきだった。高速はどこも渋滞のようなので、天台へ。
残暑厳しい天台球場工事中。
外野の天然芝が見事に映える。
ようやく野球場のグランドらしくなった。
今週のご予定。
綺麗な内野グランド。ピッチャーマウンドはまだ無い。ライトポールも完成。
一ヵ所だけ外壁が見えた。薄暗い天台グレーは健在。
新設されるバックネット裏の車イス席。
外野フェンスはもう少し高くなるのか?
今週の進捗状況モニター
台風の爪痕
U18は結局5位で終了。監督や選手選考がいろいろ言われているようだが、そもそも日本の正確できれいすぎる野球は、なにかとアバウトな国際大会には向かない気がする。
習志野飯塚が日本を代表して、他国のバッターをちぎり、なぎ倒す姿が観られたのが救いだった。
9月としては記録的な暑さだが、この暑さももう少し。
天台球場 工事中⑫~2019年8月上旬~
8月になった。
夏の甲子園開催中。
夏の天台工事中。
ついにスコアボードの改修が始まった。見やすいのをお願いします。
レフト側から芝張りが始まっている。レフトポールも立った。
客席日陰は後ろ2列くらいで改修前と変わり無し。庇はもう少し大きくできなかったのか?
今週のご予定。
気温35度の中で水撒き。この暑い時期に芝生を張って大丈夫なのかな?
ライトポール作成中。
階段工事中。
場外ファール用防球ネットは完成。
今週の進捗モニター
階段がきれいにそろった。
工事開始からちょうど1年。現場の方々、厳しい暑さが続きますが、くれぐれもご自愛くださいませ。
ところで、スポナビ企画高校野球応援曲ランキング、オリジナル曲部門でレッツゴー習志野が2位、チャンス紅陵が7位に選ばれた。その他で八千代松陰ビクトリーシャウトに1票投じたが、当然の圏外。
令和最初の甲子園開幕直前 習志野高校 悪夢のサヨナラ負けからの1年を振り返る
令和最初の夏の甲子園開幕まであとわずか。
見事8年ぶりに千葉県代表となった習志野高校。昨年夏の中央学院戦、サヨナラ負けした時点で、翌年の甲子園に春夏連続で出場することになるとは予想だにしなかった。
悪夢の7回裏、球場内、いや千葉県全域からピッチャー代えないと、またまずいんじゃないかという雰囲気のなか同点に追い付かれ、そして延長サヨナラ負け。
昨年は記念大会で千葉県代表は2校、木更津総合は東千葉ブロック、投手はエース級が二枚揃い、この一戦が事実上の決勝戦。7回表で5-1とリード。これを逃したら、本当にしばらく甲子園は無いな、という試合で凄絶に散ってしまった平成30年7月24日だった。
あれから1年。習志野の公式戦を振り返る。
秋季千葉大会
○ 習志野 3-1 市立柏
○ 習志野 7-0 佐倉
またしても中央学院に敗れるも、選抜に望みを繋ぐ準優勝。関東大会出場を決める。この時点では例年通り、こじんまりとまとまった好チームといった印象。
秋季関東大会
秋季大会 チーム打率.298
初戦、センター根本のバックホームから勢いに乗り、見事ベスト4。思えば今年のチームはあのバックホームから始まったような気がする。チームに粘り強さを感じた。
選抜甲子園
○ 習志野 3-1 星稜
○ 習志野 4-3 市立和歌山
○ 習志野 6-4 明豊
● 習志野 0-6 東邦
選抜チーム打率.248
そして、選抜は見事に準優勝。全国に習志野復活を印象付ける。強豪に負けない力強さが備わったチームとなっていた。
春季千葉大会
○ 習志野 5-1 翔凜
令和最初の千葉県王者は習志野。安定感を感じさせるチームに。
春季関東大会
ここで一度躓いたのが良かったかもしれない春季関東大会。
夏の千葉大会
○ 習志野 3-2 成田
チーム打率 .339
そして迎えた夏の本番。例年にはない力強いチームへ進化していた。なんといっても打線の驚異的な粘り、そして飯塚、山内の二枚看板が春をピークにして落ちなかったことが良かった。
通算成績 29戦 25勝 4敗 勝率.862
千葉県内 20戦 19勝 1敗
関東・全国 9戦 6勝 3敗
優勝候補と言えるほどのチーム力は無い習志野だが、接戦に持ち込めばどこが相手でも勝ちきれるのではないかと期待してしまう今年のチーム。
甲子園での活躍に期待。
選抜ではワンコーラスで終わってしまったロックンチュバ、そして春以降はお蔵入りとなってしまった習志野版コンバットマーチを甲子園で聴きたい。コンバットマーチは甲子園でやったら盛り上がりそうだが、無理かな。
令和元年度 夏の千葉大会を制したのは習志野!
令和最初の夏大会は春に引き続き習志野が制した。
大会序盤は連日の雨、後半は一気に真夏となった。
ベスト16から決勝戦までを振り返る。
5回戦
○ 市川 ● 銚子商業
○ 市原中央 ● 千葉学芸
○ 千葉明徳 ● 市立柏
○ 成田 ● 船橋東
5回戦でシード校は銚子商、千葉学芸、東海大望洋、東京学館が消える。
-ベスト8-
市川(外)
市原中央(18)
B 千葉明徳(13)
八千代松陰(17)
A 習志野(1)
B 成田(5)
市立船橋(13)
A 木更津総合(2)
左側ブロックは専松も銚子商も消え、シード校は千葉明徳のみという波乱の展開。
右側ブロックは千葉を代表する顔ぶれが順当に残った。
準々決勝
○ 市原中央 ● 市川
千葉版ミラクル市川の快進撃もここまで。決勝で市原中央と木更津総合の兄弟校対決はあるのか。
○ 八千代松陰 ● 千葉明徳
八千代松陰エース川和田が2安打完封。千葉明徳はこの試合でも堅守をみせたが、二番手のエース山越が中押しだめ押しを奪われここで終戦。3回戦ではスタンドで明徳の控え部員が持つ応援ボードがUKOTIEMとなっていたが、修正されたのかはわからない。
○ 習志野 ● 成田
エース飯塚が完投。習志野対成田の夏の通算成績はこれで習志野の6勝2敗。全て2点差とのこと。
背番号1篠木の出来がかなり良い。王者木更津総合に死角無し。準決勝で木更津総合対習志野が実現。甲子園の決勝戦より断然観たい黄金カード。
-ベスト4-
市原中央
初のベスト4
八千代松陰
15年ぶりのベスト4
A 習志野
5年連続ベスト4
A 木更津総合
5年連続ベスト4
準決勝第一試合
● 木更津総合 300 000 101 00 / 5
○ 習志野 200 010 011 01x / 6
千葉が誇る黄金カード。習志野は飯塚、木更津総合は篠木が先発。
中盤までがっぷり四つ。
中盤以降は木更津総合がリードするとすぐに習志野が追い付く展開。
9回裏は二番手根本が簡単にツーアウトを取り、木更津総合応援席も勝利を確信し沸き上がる。
しかし粘る習志野が四球、連打で同点に追い付く。習志野の見事な集中打だった。
試合はそのまま延長戦に突入。そして迎えた11回裏。この回も簡単にツーアウトとなるが、ここでも驚異の粘りで二死1,3塁とチャンスメイク。そして山内のショート内野安打で激戦に終止符が打たれた。
沸く一塁側習志野スタンド。
準決勝第二試合
○ 八千代松陰 301 000 011 / 6
● 市原中央 100 000 000 / 1
習志野の校歌が終わると潮が引くように客が減った。
準決勝第二試合は八千代松陰が力の差を見せつけ快勝。
8ヶ月前の市内大会の八千代松陰。投手力、守備力はあるが、打力がきついかなという印象だった。今大会は先発二枚が完璧に試合を作り、打線も繋がり、すべての試合を快勝で21年ぶりの決勝進出を決めた。
決勝戦
○ 習志野 200 111 102 / 8
● 八千代松陰 000 000 010 / 1
8年ぶりの9回目の習志野か、21年ぶりの2回目の八千代松陰か。先発は山内と川和田。
初回、根本の先頭打者ホームランで勢いに乗った習志野。試合は全く隙を見せない習志野が3本のホームランと、得意の二死走者無しからのだめ押しでまさに快勝、令和最初の千葉代表となった。
今日も習志野側スタンドは立錐の余地も無し。
松陰側も人数では劣るが松陰ブルーで埋め尽くされる。昨年はジントシオ作の応援歌をほとんど披露出来なかったが、今年は応援部も大活躍。
8年ぶりの歓喜の瞬間。
優勝校校歌斉唱。
昨年まではリードしていても、いつかひっくり返されるような予感が付きまとっていた習志野。今年はどこからでも点が取れそうなスケールの大きなチームとなっていった。
甲子園は8月6日開幕。甲子園では春のような大活躍に期待したい。
令和元年度 夏の千葉大会 ベスト16
雨に祟られた令和元年の夏の高校野球千葉大会もいよいよベスト16が出揃った。
ここに来てようやく夏大会らしい暑さになってきた。
ベスト16と戦国千葉ランキング、ここまでの雑感。
左上ブロック
A 銚子商業(10) ー 市川(外)
B 千葉学芸(23) ー 市原中央(18)
○ 柏陵 ● 千葉商
○ 磯辺 ● 稲毛
○ 市川 ● 千葉黎明
○ 銚子商 ● 多古
・市川が黎明を破りベスト16入り。お見事。
・新監督新ユニホームの千葉経済は無念の初戦敗退。
・Bシード千葉学芸がここまで危なげなく勝ち上がり。銚子商より安定している印象。
千葉商業、無念の初戦敗退
野太い声と上品なブラバンが融合した千葉商業の応援席
左下ブロック
B 千葉明徳(13) ー 市立柏(18)
八千代松陰(17) ー 八千代東(外)
○ 松戸六実 ● 佐倉南
○ 犢橋 ● 匝瑳
○ 佐倉 ● 流経柏
○ 千葉明徳 ● 柏南
○ 市立柏 ● 佐倉
・八千代松陰が昨夏の悪夢を払拭する番狂わせで専松を撃破。左側の大本命専松はまさかのベスト32で終戦。夏は勝てないのか。
・2021年に君津高校と統合される上総は我孫子東に0-40で敗戦。読めないユニホームが見られなくなるのは残念。
・犢橋対匝瑳の他県民には読めない対決は犢橋の勝ち。
・ユニホームマイナーチェンジの八千代東は見事な守備で千葉敬愛を下し上位進出。
・柏南控え部員の美声が印象に残る。
・10年ぶりのヤチヒガ旋風となるか。
千葉明徳の好投手山越vs柏南のデスパイネ横枕
右上ブロック
A 習志野(1) ー 千葉商大付(18)
B 成田(5) ー 船橋東(外)
○ 成田 ● 千葉北
○ 学館浦安 ●翔凜
・市原八幡の朱色ユニホームが変わってしまった。犢橋との千葉版智辯対決が観たかった。
・習志野、成田はここまで安定感あり。飯塚が150kmをマーク。
大会五日目からようやく夏本番。
右下ブロック
B 東海大市原望洋(5) ー 市立船橋(13)
A 木更津総合(2) ー C 東京学館(32)
○ 千葉英和 ● 市立千葉
○ 拓大紅陵 ● 京葉工業
・派手さは無いが木更津総合が盤石の勝ち上がり。
・望洋は大会前の評価通り投手力に不安があるが、しっかりとベスト16入り。
・令和元年の拓大紅陵は昨年と似たような展開でまたしても望洋に屈する。しかし1年生が良いので来年に期待。
・東海大浦安も来年に期待。
人工芝も良いが、高校野球は土と天然芝が良いな。
銚子商業がAシードの意地をみせるのか。千葉学芸が一気に上り詰めるのか。千葉明徳がとうとう来るのか。木更津総合の四連覇か。習志野が夏を征するのか。さらなる番狂わせが起こるのか。
佳境を迎える戦国千葉大会。