千葉寺球場
青葉の森公園の航空写真。右下に青葉の森球場。この青葉の森公園近隣に、千葉県最初の県営野球場「千葉寺球場」があった。
千葉寺球場
正式名 県営千葉寺公園野球場
開場 1937年
両翼79.3M 中堅115.9M
1948、1949年にプロ野球公式戦が計3試合行われた。極狭球場であったが、本塁打数は5本。
天台球場完成にともない1968年千葉市へ運営が移管。1987年青葉の森スポーツプラザ完成とともに閉場。
(チイコミ!より)
かなり昔、千葉テレビで千葉寺球場の試合を観た記憶がある。天台の試合中継中に他球場の映像として流れたような気もするが、当時はそんなことはしていない気もする。全くの記憶違いか?
当時の航空写真から
(国土地理院タイルを編集)
左下に千葉寺球場がある。
千葉寺球場はどこにあったのか?ハーモニープラザの隣あたりであることは先人達から伝え聞いているが、詳細な模型を青葉の森公園内の県立中央博物館でたまたま発見。
現在の青葉の森公園
左下の千葉市ハーモニープラザから右に大網街道が走り、上に公園通りが伸びる。青葉の森球場は右上にある。
昭和62年の再現模型
左下に千葉寺球場。公園はまだ整備されていない。
千葉寺球場周辺をズームアップ。
赤いラインがあるのでわかりやすい。現在の西口駐車場はライト側ポールの位置。ハーモニープラザはテニスコート跡地となる。公園通りは警察学校跡地を縦断している。
現在の航空写真と照らし合わせてみる。
ということは千葉寺球場があった場所はここ。
レフト奥の道の形は現在もそのまま残っている。
バッターボックスからバックスクリーンを臨む。
正確には、センターラインはもう少し左側か。
バッターボックスからファーストを見る。
センターからホームベース。
一塁側ベンチ方向から見た当時のグランド。
(チイコミ!より)
同じ角度から。
ここのセブンイレブンとココスは何度か利用したことがあるが、次回からは千葉寺球場を感じながら訪れる事とする。
追加photo
昭和36年千葉大会開会式
(千葉県文書館Twitterより引用)
レフトスタンドにコジマヤスポーツなどの看板。
令和元年 第101回全国高校野球選手権千葉大会 トーナメント表決定 と軽い予想
令和元年夏の千葉大会組み合わせ決定。
木更津総合が頭ひとつ抜けていたここ数年とは違い、今年は最後まで戦国千葉を楽しめそうだ。
木更津総合、習志野、専大松戸が横一線、成田、銚子商、中央学院あたりがその牙城を崩せるかといったところか。
各ブロックのランキングと展望を。
左上ブロック
Aシード 銚子商業(10)
Bシード 千葉学芸(23)
Cシード 千葉黎明(8) 君津(32)
他
銚商・黎明ブロック
成東 西武台千葉(23) 多古 八千代(27) 市川
学芸・君津ブロック
稲毛 市原中央(18) 木更津(27) 千葉商業(27) 柏陵 千葉経済付(32) 我孫子
Aシードのなかでは多少戦力に劣る銚子商はまずまずのブロック。千葉黎明、千葉学芸もベスト4を狙える組み合わせ。西武台千葉、市原中央もベスト4を目指す。古豪千葉商、新監督の千葉経済にも注目。
左下ブロック
Aシード 専大松戸(4)
Bシード 千葉明徳(13)
Cシード 千葉敬愛(7) 佐倉(27)
他
専松・明徳ブロック
八千代東 匝瑳 志学館(13) 八千代松陰(17) 浦安南 幕張総合(32) 日体大柏(27)
明徳・佐倉ブロック
佐倉南 柏南(23) 横芝敬愛 市柏(18) 流経大柏(18)
専大松戸が抜けているが、明徳、敬愛、志学館、八千代松陰、流経、市柏、柏南等々強豪校がひしめく。番狂わせも大いにあり得る。序盤から千葉明徳―佐倉南、佐倉―流経、専大松戸―日体大柏といった好カードあり。
右上ブロック
Aシード 習志野(1)
Bシード 成田(5)
Cシード 翔凜(32) 四街道(13)
他
習志野・翔凜ブロック
安房(23) 印旛明誠 県船橋 千葉商大付(18) 学館浦安(11)
成田・四街道ブロック
船橋芝山(32) 流山おおたかの森 松戸国際(32) 暁星国際(18)
ここは習志野と成田の争い。四街道は今大会も上位進出なるか。序盤の好カードは習志野―安房、印旛―県船。
右下ブロック
Aシード 木更津総合(2)
Bシード 東海大市原望洋(5)
Cシード 東京学館(32) 中央学院(3)
他
木総・学館ブロック
東海大浦安 検見川(12) 敬愛学園 市千葉(32) 千葉英和 柏井
望洋・中学ブロック
4連覇を狙う木更津総合が一歩リード、組み合わせも無難。昨年までの迫力はないが中央学院が対抗馬か。望洋、拓大紅陵、市船が揃う激戦ブロックとなった。拓大紅陵の初戦は京葉工業、油断の出来ない相手。新監督で初の夏に臨む東海大浦安はどうなるか。
さっと予想
◎ 木更津総合
○ 専大松戸
▲ 習志野
△ 中央学院 成田
(好不調、故障を抜きで考えると)投手力の高い木更津総合、専大松戸が本命。最後は木更津総合が勝ちきると予想。習志野の夏の甲子園も観たいが、もう一度ピークに持っていくのは困難か。夏の中央学院は存在感あり。成田、銚子商にも大会を盛り上げていただきたい。
大本命無き令和最初の夏大会は7月11日からはじまる。
天台球場 工事中⑩~2019年6月中旬~
早いものでもう6月。梅雨空の天台球場。
暑くなったり寒くなったりのこの時期。工事は順調でしょうか。
グラスラインが整備された。外野グランドの芝はまだだが、内野芝生席の芝は張り始めているようだ。
今週のご予定。
大庇がだいたい完成。大きさは改修前と同じくらいか。もっと日陰席が増えることを期待していたが残念。
グランドはだいぶ水捌けが良さそうだ。
大庇を支える鉄柱が見える。
鉄骨ブレースで耐震強化。
今月から新サービス開始。工事の進捗状況を場外のモニターで観られる。
夏の千葉大会まであと1ヶ月。天台球場の改修工事は続く。
高校野球 戦国千葉ランキング 2019春
春季関東大会が終了。2019年春の戦国千葉ランキングは木更津総合が首位を堅持したのか、習志野が奪取したのか。
春季関東大会をさらりと。
習志野は初戦で埼玉山村学園にコールド負け。青系+細かいストライプが中央学院に見えて萎縮してしまったのか?配色はヤクルトだが。
木更津総合も初戦で東海大相模に敗戦。ベスト4まで進出した専大松戸は準決勝で東海大菅生に完封負け。
千葉県期待の3チームは、すべて縦じまチームに敗れた。ちなみに千葉県の昨夏の縦じまユニ率は15%(169校中26校)。
これで夏の選手権前の公式戦は終了。ランキングを更新。
3年生入学後の平成29年春季千葉大会から令和元年春季関東大会までの主要大会ベスト16以上をポイント制で採点。
ポイントは前回同様。
・春、秋千葉大会
優勝:7 準優勝:5 ベスト4:3 ベスト8:2 ベスト16:1
・夏千葉大会
優勝:8 準優勝:6 ベスト4:4 ベスト8:3 ベスト16:2
※第100回記念大会は 優勝:7 準優勝:4 ベスト4:3 ベスト8:2
・関東大会、明治神宮大会、国体
1勝:1
・甲子園
1勝:2
「戦国千葉ランキング 2019春」
第一位 習志野↑ 42P
第二位 木更津総合↓ 39P
第三位 中央学院→ 25P
選抜準優勝、春季大会優勝で習志野が木更津総合を一気に逆転、ランキング1位に。木更津総合は3ポイント差で首位陥落。
第四位 専大松戸→ 21P
第五位 成田→ 14P
東海大市原望洋→ 14P
春好調の専大松戸が中央学院にジリジリと迫る。優勝候補として臨む夏はどうなるか。
戦国千葉。現時点ではこの上位6校での優勝争いとなる。
第七位 千葉敬愛→ 12P
第八位 拓大紅陵↓ 11P
千葉黎明↑ 11P
第十位 銚子商業↑ 9P
拓大紅陵は正念場。上位グループに残るのか、再び暗黒時代へ戻るのか。夏のAシードを獲得した銚子商業がついにベスト10入り。
第11位 学館浦安↓ 8P
第12位 検見川↓ 7P
第13位 市立船橋↓ 6P
志学館↓ 6P
四街道↑6P
千葉明徳↑ 6P
ここまでが16強。四街道がしぶとく残る。千葉明徳の再ブレイクはあるのか。
第17位 八千代松陰↓ 5P
第18位 流経大柏↓ 4P
暁星国際↓ 4P
千葉商大付↓ 4P
市立柏↓ 4P
市原中央↓ 4P
第23位 安房→ 3P
西武台千葉→ 3P
柏南→ 3P
千葉学芸↑ 3P
夏のダークホース千葉学芸は強豪校がひしめくこの位置まで上昇。夏でさらに上昇なるか。
第27位 千葉商業↓ 2P
日体大柏↓ 2P
八千代↓ 2P
木更津↓ 2P
佐倉↑ 2P
第32位 千葉経済付↓ 1P
京葉工業↓ 1 P
市立千葉↓ 1P
船橋芝山↓ 1P
松戸国際↓ 1P
昭和学院↓ 1P
幕張総合↓ 1P
東京学館↑ 1P
翔凜↑ 1P
君津↑ 1P
戦国千葉。
次回ランキング更新は秋季関東大会後(あるいは明治神宮大会後)の予定。
天台球場 工事中⑨~2019年5月中旬~
春季関東大会開幕直前、2019年5月中旬の天台球場。
暑くもなく、寒くもなく、野球場改修工事日和。
今週のご予定。
1塁側内野スタンド。
3塁側内野スタンド。おそらく段差は解消されたと思われる。
スコアボードはまだそのまま。
内野芝生席整備中。内野スタンド脇に階段が作られる予定。
芝張りは秋か。
久しぶりに正面の壁が見えた。千葉県野球場のプレートは無くなり、上半分は一部削られているようだが、よく見えない。
そろそろ天台で野球が観たい。しかし、改修工事はまだ折り返し地点を過ぎたところ。
令和元年度 春季千葉大会 終了・夏のシード校決定
令和最初の千葉王者は習志野。選抜準優勝の勢いそのままに春の千葉を制した。
そして夏のシードも決定。
Aシード
習志野 専大松戸
木更津総合 銚子商業
Bシード
成田 東海大市原望洋
千葉明徳 千葉学芸
Cシード
中央学院 千葉黎明 千葉敬愛 四街道
佐倉 東京学館 翔凜 君津
気になった試合結果をざっと。
1回戦
○ 安房 ● 市原中央
○ 京葉工業 ● 多古
○ 佐倉南 ● 芝浦工大柏
○ 市立柏 ● 千葉商
○ 我孫子 ● 柏南
拓大紅陵は初戦コールド負け。夏までにどうにかなるのか?安房と市原中央は安房に軍配。ダークホース佐倉南も2回戦進出。
2回戦
○ 千葉敬愛 ● 京葉工業
○ 千葉明徳 ● 市立船橋
○ 成田 ● 佐倉南
○ 佐倉 ● 東海大浦安
○ 木更津総合 ●市立柏
千葉敬愛は意地をみせ、3回戦進出。もがき続ける市船。佐倉南は成田に敗れシード獲得ならず。東海大浦安は佐倉に屈する。千葉学芸はシード獲得。
3回戦
○ 千葉明徳 ● 千葉敬愛
○ 成田 ● 千葉黎明
○ 木更津総合 ● 佐倉
○ 千葉学芸 ● 四街道
明徳は敬愛に勝利。中央学院は今年は少し厳しいのか。千葉学芸は拓大紅陵、暁星国際、四街道を下しBシード。
準々決勝
○ 木更津総合 ● 成田
○ 銚子商 ● 千葉明徳
盤石の習志野、東海大望洋をコールドで下す。今年は若干地味めな木更津総合も、着実に勝利。銚子商もAシード獲得。春の専松ベスト4は鉄板。
準決勝
木更津総合の千葉県内でのここまではっきりとした敗戦はいつ以来か。しかし根本、篠木を温存しての敗戦。勝敗は参考程度と思われるが、4連覇に黄色信号。
春の専松、今年は夏も強そうだ。
習志野も主戦温存でも貫禄の決勝進出。
3位決定戦
木更津総合が危なげなく勝利も根本の故障は深刻なのか?根本、篠木、吉鶴だれかが駄目だと夏は厳しい戦いとなる。Aシード銚子商も夏大会を盛り上げてほしいところ。
決勝
習志野がホームラン2発とセーフティスクイズで久々の千葉王者となった。一気に逞しいチームとなってしまった。決勝は主戦温存の専松も攻撃力、投手力が整っており、久しぶりの甲子園を狙えそうだ。
春関東は習志野、専松、木更津総合が出場。三校揃っての上位進出に期待。
今年の春季大会。初日は凍えるような寒さの中での開幕だった。
雨の中、Tのマーチで盛り上がる東海大浦安応援席。新監督招聘で令和の時代に復活なるか。