地植えネイティブプランツ① ~メラレウカ スノーインサマー~
野球場の話ばかりしているにも関わらず、当拙ページにはネイティブプランツ目的の方々の来訪が圧倒的に多いという現実。素人が残した数年前の情報は、今となってはフェイク情報となっている可能性があります。という訳で、2年半以上ぶりのネイティブプランツ情報復活です。最近のブームにはついていけていないので、我が家で地植えしているネイティブプランツにフォーカスを当て、少しでも地植えを考えているかたにお力添えができればと思っております。
あくまでもただの素人が、千葉県北西部の自宅庭に植えたネイティブプランツ情報です。
祝ネイティブプランツ情報復活の第1弾は、鉄板のネイティブプランツ、メラレウカ・スノーインサマー。
メラレウカ スノーインサマー
樹高は2~3m、5~6m、~10mなど様々な記載あり。地植えだと少なくとも2~3mで収まる事はない。
水は十分与えた方が良いが、ある程度の太さがあれば根付いた後は雨水で十分かと。ただし2週間くらい雨が降らないときはかなりしっかりと水を与えている。
千葉県北西部では防寒対策は不要。あくまでも地植えの場合。
2016年11月
2016年6月樹高約1.5mで購入、当時は今よりだいぶ安かった。頑張って地植えし、半年後のスノーインサマー。
建物南東部の日当たり良好な場所。申し訳程度の支柱あり。地植え直後は梅雨時のため水は降雨に任せ、夏場はしっかり水を与え、はじめての冬はマルチングをしていた。
2017年5~6月
地植え1年で予想以上の開花。強烈な良い香りに感動するも、押し寄せるクマバチに困惑。
2018年6月
2年目でこのボリュームに。
2019年6月
3年目。完全に樹高がコントロールできなくなり剪定を悩む。
2019年9 月
最大瞬間風速50m級の台風が関東地方を2度も通過したこの月。剪定もせず太り放題だったスノーインサマーが傾いてしまった。なぜか写真は撮っていない。
ついに観念し業者に剪定、しっかりした支柱を依頼することに。
2019年10月
本来は開花後の7月までに剪定をするべきとされているスノーインサマー。10月初めの剪定で来年はどうなるのか?
2020年6月
4年目の開花。剪定は花後の7月までにしなくてはいけないことがここに証明された。
2021年6月
5年目、復活の開花。しかしこれ以上大きくすることはできない。
2021年7月上旬
剪定を渋っているうちに同じ過ちを繰り返すことは許されない。花後すぐの剪定を決意し安くないお金を払い剪定を依頼。さっぱり。
2021年12月現在
ひと夏でこれくらいに。来年はしっかり咲いてくれるはず。
~まとめ~
メラレウカスノーインサマーは素晴らしいシンボルツリーです。地植えであれば千葉県北西部の気候で寒さは問題なし。水も真夏の炎天下が続いたときに十分与えれば問題ありません(鉢植えや小さいうちは十分すぎるほど水まきが必要です)。
欠点は、①大きくなりすぎる。大きくなってからでは素人の剪定は無理。1~2年おきに剪定を依頼する必要あり。自分で剪定できるうちに高さを押さえておけば、その必要はありませんが。②開花と梅雨が重なる。③クマバチがけっこう来る。ちなみにクマバチはおとなしいハチで、オスはそもそも針を持っていないのでさほど心配はなし。
そして最も大事なこと、
「剪定は7月はじめまでに」
以上。
今後はメラレウカシリーズ第2弾、メディカルティーツリー&レボリューションゴールド編、そしてティーツリー仲間のレプトスパーマム・ウィーピングティーツリー&レモンティーツリー編、さらにグレビレア組からはピーチズアンドクリーム、ココナッツアイス、ムーンライト、レモンディズ、ガウディチャウディ、ピンクミゼット、プーリンダイルミナ、エンドリチェリアナ編、その他バンクシア、カリステモン編等々、そして惜しくも☆となってしなったネイティブプランツたち編。
すべて拙宅の庭に地植えした植物たちのちょっとした情報をお届けいたします。ただしスマホの調子が少々悪くなってきているため、途中で終わる可能性もございます。
2019年4月のネイティブプランツ
たまにはネイティブプランツの記録も残しておかなくては。
コーストバンクシア セイラ
ようやく咲いたコーストバンクシア セイラ。今回の開花はこれと小さいのがもうひとつ。
ヘアピン バンクシア
昨年は寒さで大きなダメージを受けたヘアピンバンクシア。今年は3月末まで簡易温室で過ごしたお陰でダメージを回避。
リューカデンドロン シルバーアフリカーナ
こちらも先日まで温室で過保護に管理。日を当てると一気に元気になる。
フェバリウム と フィローセカ
4月になるとまずはフィローセカが開花。
フェバリウム。別名キリンの木。まだ数輪の開花。
別の場所のフィローセカも満開。
ロックグレビレア
ロックグレビレアがとうとう咲いた。つぼみができて1年以上経ってようやく。
グレビレア ピンクレディ
もう少し手間をかければたくさん咲きそうだが、痛くて剪定出来ない。
グレビレア レモンディズ
なにかの虫のような大降りな花が咲くレモンディズ。どんどん広がっていくのでちょこちょこ剪定。
グレビレア プーリンダイルミナ
もうすぐ花がなくなり、地味グループ入りとなるでしょう。
グレビレア エンドリチェリアナ
地植えして1年くらいか、ようやく咲いたが3輪だけ。
アカシア グラウコプテラ
葉っぱが真っ黒になってから8か月。ずっと庭の真ん中に置いておいたらみごとに復活してくれた。今年の夏は大丈夫か?とにかく風通しを良くすること。
サンカクバ アカシア
もうすぐ開花。
アカシア スペクタビリス
スペクタビリスは先月一足早く開花。
プロテア リトルプリンス
これがひとつあると華やかになるから良い。
さて、水撒きの面倒な季節になってきた。日の当たる場所も変わってきたので配置転換も結構な重労働。
2019年2月上旬のネイティブプランツ
気がつけば2月。今年は昨年ほど寒くはない。
グレビレア ピンクレディ
ロックグレビレア
1月末、雪は降ったがちょっとだけ。
グレビレア プーリンダイルミナ
グレビレア ノックアウト
今のところ鉢植えグレビレアも外で問題なし。プーリンダイルミナは蕾が膨らみ始めた。できるだけ日に当てておく。開花はまだまだだいぶ先。
オーラックス ブロンズヘイズ
リューカデンドロン パープルヘイズ
プロテア リトルプリンス
オージープランツはこの時期ほぼ葉っぱだけなので、南アフリカ勢が主役となる。今年くらいの寒さなら関東南部なら外管理でも大丈夫そう。とはいっても、リトルプリンスは念のため夜間は簡易温室へ。
レプトスパーマム チェルシー
レシェノルティア
オージー勢も一応咲いている。
レプトスパーマム チェルシーはまだ小さいので夜間は簡易温室。時々面倒になりしばらく外に放置されているが大丈夫そう。
サンカクバアカシア
アカシア グラウコプテラ
冬でも蕾が明るいアカシア。グラウコプテラは復活はしたが今年の開花はないかな。
コレア オレンジグロウ
昨年は出回らなかったので2年ぶりに購入。前回は地植えし順調に育ったものの、夏の長雨にやられてしまった。場所を変えてリベンジ予定。半日陰に。過湿を避ける。
コーストバンクシア セイラ
1月からなにやらポツポツ動き出したが再稼働するのか?
メラレウカ レボリューションゴールド
まだ葉っぱが美しい。今月末になると上半分はチリチリとなり、その後復活する予定。
今月の月間予報では、中旬は多少冷え込むが例年よりは概ね暖かいらしい。このまま春になることを期待。
2018年12月上旬のネイティブプランツ
今年も早いものでもう師走。と思ったらすでに9日。咲いているのは一部のグレビレアとレシェノルティア初恋草くらい。
レシェノルティア
ピンクのメルサクラ、紫は特に名前なし。
花が無いので、12月の蕾を観る。
ロックグレビレア
-15℃まで耐えるらしいロックグレビレア。来年こそはそろそろ咲いていただきたい。
グレビレア ノックアウト
寒さには強いはずだが親であるファイヤーワークスを寒さで枯らした過去もあり、昨年同様簡易温室行きか?
グレビレア プーリンダイルミナ
プーリンダイルミナは外に放置。陽に当てておけば春には良い仕事をしてくれるだろう。
グレビレア ピンクレディ
触ると痛いので一年中移動なし。見た目どおり寒さには強いので大丈夫。
グレビレア レモンディズ
今年はこれまで暖かかったのでマルチングというものをすっかり忘れていた。一応した方がいいか。
グレビレア ガウディチャウディ
こちらもマルチングくらいはした方がいいかな?
サンカクバアカシア
フラっとジョイフル本田に行ったら、たくさん置いてある中に、異様に蕾をつけているのがひとつ。つい購入。
アカシア フロリバンダ
台風の塩害で少し元気が無くなったが、無事なようだ。
アカシア スペクタビリス
寒さには強いと言ってもヒョロっとしていて冬は大丈夫か?簡易温室に入れたいが、出し入れで枝を折りそうで不安。
コーストバンクシア セイラ
寒くなったのでここで止まったようだ。
フィローセカ
半日陰でもよく育つ。
フェバリウム
思ったより大きくならないキリンの木。蕾はたくさんついた。
簡易ビニル温室の季節。ベンチ入りの優遇を受けられるのはどのプランツか。
2018年10月下旬のネイティブプランツ
だいぶ涼しくなった。秋晴れがあったり、曇り、雨が続いたり。普通の天気か。
グレビレア ココナッツアイス
他は台風で蕾が飛んでしまったが、これだけ無事だった。やはりココナッツアイスは素晴らしい。
グレビレア ピーチズアンドクリーム
春から秋まで繰り返し咲くピーチズアンドクリーム。もう一回くらい咲くかな?
気がつくと横に暴れ気味。
グレビレア エンドリチェリアナ
地植えのエンドリチェリアナは、台風の被害はさほどなかったようだ。しかし、大きくなっても蕾が付く気配がない。陽当たり良好の一等地のはずだが、何が足りないのか?
コーストバンクシア セイラ
9月に出てきた花芽は途中で止まってしまった。これははたして大きくなってくれるのか?
メラレウカ スノーインサマー
剪定のタイミングを逃したスノーインサマー。これ以上大きくなると自分でやるのは無理かな。
メラレウカ レボリューションゴールド
台風の後、だんだん元気がなくなってきたと思ったら、一気に葉が落ちてしまった。小さい苗から育てているので復活して欲しいのだが。
地植えのレボリューションゴールドも台風で葉が傷んだが、こっちは問題なし。
メラレウカ コットンキャンディ
味気ない白いプラ鉢からようやくルーツポーチに移動。良い感じに大きくなっている。
リューカデンドロン パープルヘイズ
まだ紫になる気配はない。台風で少し傷んだが大丈夫そうだ。
リューカデンドロン シルバーアフリカーナ
8月に水を2日半あげなかったら一気に葉が枯れたシルバーアフリカーナ。傷んだ半分以上の葉っぱを取り、ようやく復活してきた。
アカシア スペクタビリス
けっこう蕾が出来ているが、いつ咲くのだ?スペクタビリスはちょくちょく元気が無くなる。まだ小さいのでいつ枯れてしまうか心配になる。
アカシア フロリバンダ
フロリバンダも蕾が増えてきた。
フェバリウム
鉢植えのフェバリウムも蕾がたくさんついてきた。
ドドネア ホップブッシュ
台風で最敬礼をしていたドドネア。何事もなかったかのような佇まい。
レシェノルティア
台風後、気づいたら初恋草もだいぶ痛んでいた。せっかく夏を越え開花したのに、ここで枯れてしまうのか?
だいぶマンネリ化してきた感がある。冬支度が整ったら何か買おうかな。まずは枯らしてしまったあれかな。
2018年10月 台風後のネイティブプランツ
9月30日から10月1日にかけての台風24号。
家の中に避難できない我が家の植物たちは、一晩中風速20メートル越えの横殴りの台風に曝されることに。
いわゆる塩害というものなのか、風害なのか?
ドドネア ホップブッシュ
朝、カーテンを開けて最初に見たのはこの姿。しかし、3年前の10月にも同じ目に合っているので、根元が折れてないことを確認し一安心。しっかり支柱に締結、ダメージ無し。
ジャカランダ
あっという間にこんな姿に。ジャカランダは強風の後はいつも傷む。いずれにしても、そろそろ落葉するからいいか。
グレビレア エンドリチェリアナ
グレビレアはエンドリチェリアナだけ鉢植え、地植えともけっこうダメージあり。
ピーチズアンドクリームは少し葉が傷んだ程度。
ココナッツアイスも蕾がポロポロ落ちた程度の被害。
ガウディチャウディ、レモンデイズ、ロックグレビレア、ノックアウト、ラニゲラ、プーリンダ イルミナ、ピンクレディ、ピンクミゼット等の他のグレビレアも被害は無し。
メラレウカ レボリューションゴールド
鉢植え、地植とも葉先に少しダメージ。メディカルティーツリーも同様。スノーインサマー、コットンキャンディ、ホワイトレースは被害無し。
レプトスパーマムのティーツリーは強風でいつも支柱ごと傾くが、今回の台風は支柱が折れたりしていつもより傾いた。大きくなったのでテキトーな支柱ではだめかな。
ソルトブッシュ
ソルトブッシュ、フィローセカ辺りも大きく傾いたが問題は無し。
ネイティブプランツ以外では、スモークツリーはかなり傷んだ。いずれ落葉するのでいいか。見た目が悪いので早目に剪定するか。
シマトネリコもかなり傷んだ。掃いてもすぐに落ち葉だらけになってしまう。大きくなりすぎて困る木だ。
アカシア グラウコプテラ
鉢植えレプトスパーマムが倒れて、グラウコプテラの枝を直撃。折れたか・・・。
他のアカシアはフロリバンダ、スノーウィーリバーは少し傷んだ、スペクタビリスは無事。
バンクシア バースデイキャンドル
バンクシアはコースト2種、ヒース、ヘアピンにダメージは無し。バースデイキャンドルは花3本全部折れていたが、葉っぱは元気。
結局傾いた以外で大きなダメージを負ったのはジャカランダとグレビレア エンドリチェリアナくらいか。
支柱も面倒だがいろいろ考えないといけない。
2018年9月下旬のネイティブプランツ
9月下旬になり急に寒くなった。雨も多い時期。冬の凍る心配もなく、春の強風の心配もなく、夏の蒸れや水切れや葉焼けの心配もない、良い季節と言えば良い季節。
ロックグレビレア
夏が過ぎてから新たな蕾が増えてきた。花は春~初夏らしいが開花を期待してしまう。
グレビレア ガウディチャウディ
春のようにたくさんは咲かないが、この時期まで開花する。
グレビレア エンドリチェリアナ
だいぶ大きくなったのは良いが、花はいつ咲くんだ?
レシェノルティア スカイハート
夏越し出来るか心配されたがなんとか越えたようだ。3株あったうちの1つは蕾も多数あり花も咲き始めた。
これはなぜかアリが群がり蕾無し。
とにかく乾かしぎみにというが、ネイティブの土であれば、長雨にもある程度は耐えられるようだ。といっても、1つは夏に枯らしてしまった。
フェバリウム
キリンの木にも蕾がついている。開花は半年後。もう1つ、風通し最悪、日当たり不良のジメジメした場所に植えられてしまったフェバリウムも枯れずに残っている。
アカシア フロリバンダ
蕾がチラホラ。さすがにこれから開花はしないか?
ベキア リニフォリア
夏に開花したあと多少バテたが復活。
ソルトブッシュ
いつもイキイキソルトブッシュ。
スウェインソナ ガレギフォリア
非常に地味だが6月から咲き続けているホワイトスワン。
土が乾いてんだか、湿ってるんだか分かりにくい季節だな。