2023年 師走の戦国千葉ランキング
毎年秋の明治神宮大会終了後に発表していた秋の戦国千葉ランキング。今年はダラダラしているうちに12月となってしまったため「師走の戦国千葉ランキング」。
来春の新高3が入学した令和4年春から令和5年秋までの主要大会ベスト16以上を元にランキング。獲得ポイントはいつも通り。
・春、秋千葉大会
優勝:7 準優勝:5 ベスト4:3 ベスト8:2 ベスト16:1
・夏千葉大会
優勝:8 準優勝:6 ベスト4:4 ベスト8:3 ベスト16:2
・関東大会、明治神宮大会、国体
1勝:1
・甲子園
1勝:2
楽天 早川隆久
最新ランキング発表、の前に5年前の戦国千葉を振り返る。
5年前「2018年秋の戦国千葉ランキング」
1位 木更津総合
2位 習志野
3位 中央学院
4位 専大松戸
5位 成田 東海大市原望洋
9位 千葉黎明
10位 東京学館浦安
11位 検見川
15位 八千代松陰 四街道
ヤクルト 山下輝
17位 千葉明徳 流経大柏 市立柏 千葉商大付 暁星国際 市原中央
26位 千葉商 日体大柏 八千代 木更津
日ハム 田宮裕涼
さて、最新の千葉県高校野球ランキングはいかに。
「2023年 冬の高校野球戦国千葉ランキング」
第1位 専大松戸(1→)37P
第2位 市立船橋(3↗)25P
第3位 木更津総合(2↘)23P
第4位 習志野(5↗)17P
中央学院(6↗)
第6位 拓大紅陵(4↘)15P
第7位 東京学館(12↑)11P
第8位 成田(7↘)9P
千葉一強時代を築きつつある専大松戸が貫禄の第1位をキープ。しかし県内無敗を維持していた専松も、秋季大会で中央学院に敗れ、関東大会も初戦敗退。
第2位まで上がってきた市船も秋大会では初戦敗退。長らく千葉王者を維持していた木更津総合は3位に転落。習志野、中央学院がベスト4に返り咲き。拓大紅陵、成田も上位に食らいつく。まさに戦国千葉。
そして綺麗すぎる野球場を有する東京学館は近年好調でとうとうベスト8入り。甲子園を目指す。
ヤクルト 長岡秀樹
第9位 銚子商(10↗) 8P
第10位 千葉学芸(8↘)7P
志学館(20↑)
千葉商大付(28↑)
第13位 千葉黎明 (10↘)6P
第14位 東海大浦安(20↑)5P
第15位 八千代松陰(8↓)4P
学館浦安(12↘)
幕張総合(28↑)
ここまでが現在の千葉県ベスト16。夏秋連続ベスト4の千葉商大付 、視眈々と上位を狙う幕張総合、復活が望まれる東海大浦安がシード圏内に。近年ベスト8をキープしていた八千代松陰は踏ん張りどころ。
ロッテ 横山陸人
第18位 千葉敬愛(15↘)3P
千葉明徳(20↗)
多古(20↗)
西武台千葉(20↗)
千葉経大附(28↑)
光栄VERITAS(外↑)
千葉日大一(20↗)
第25位 市原中央(15↓)2P
日体大柏(15↓)
東海大市原望洋(18↓)
市立千葉(28↗)
東海大市原望洋、千葉明徳、千葉敬愛、市原中央は再浮上したいところ。千葉経大附は秋大会で市船、千葉黎明を破り、王者専大松戸に惜しくもサヨナラ負け。復活の予感。初代部員が卒業する光栄VERITASは来季どんな戦いをみせてくれるのか注目。
日ハム 有薗直輝
~令和5年度秋季関東大会~
1回戦
2回戦
秋季関東大会は残念ながら県勢の上位進出ならず。来春の選抜はおそらく千葉県からの出場はなし。残念。
ヤクルト 金久保優斗
来年は1974、75年千葉県勢夏の甲子園優勝から50年。そろそろじゃないでしょうか。
ロッテ 古谷拓郎
がんばれ古谷。支配下再登録を切に願う。
2023年 夏の戦国千葉ランキング
令和5年度の春季関東大会が終了。史上初の決勝戦での千葉対決は実現しなかったが、10年ぶりに千葉県勢2校がベスト4入りを果たす好成績であった。
夏のシード校も決定したところで、最新の戦国千葉ランキングを発表。
現高3が入学した令和3年春から令和5年春までの主要大会ベスト16以上を元にランキング。獲得ポイントはいつも通り。
・春、秋千葉大会
優勝:7 準優勝:5 ベスト4:3 ベスト8:2 ベスト16:1
・夏千葉大会
優勝:8 準優勝:6 ベスト4:4 ベスト8:3 ベスト16:2
・関東大会、明治神宮大会、国体
1勝:1
・甲子園
1勝:2
「2023夏 高校野球戦国千葉ランキング」
第1位 専大松戸 → 43P
第2位 木更津総合 → 37P
第3位 市立船橋 → 26P
第4位 拓大紅陵 → 17P
第5位 習志野 ↗ 15P
第6位 中央学院 ↗ 14P
第7位 成田 ↘ 13P
第8位 八千代松陰 → 10P
千葉学芸 ↗
春季大会を終え、専大松戸が頭一つ抜け、木更津総合が追随。数年前は、千葉4強などと言われていた時代もあったが、現在の千葉は専松・木総の2強時代に。第2グループに市船、拓大紅陵、習志野、中央学院、成田といった勢力図。安定の八千代松陰、千葉学芸までが令和5年春の時点の千葉ベスト8。
第10位 銚子商 → 8P
千葉黎明 ↗
第12位 東京学館 ↗ 7P
第13位 学館浦安 ↘ 6P
県船橋 ↘
第15位 千葉敬愛 ↘ 5P
市原中央 ↘
日体大柏 ↘
第3グループは八千代松陰、千葉学芸、銚子商、千葉黎明、上昇気流を維持している東京学館、少し勢いが落ちてきた学館浦安あたりか。県船、千葉敬愛、市原中央は踏ん張りどころ。全国区となったエドポロキングの日体大柏はなんとかベスト16に留まった。
第18位 東海大市原望洋 ↘ 4P
流経大柏 ↘
第20位 千葉明徳 → 3P
東海大浦安 →
学館船橋 →
多古 →
日大習志野 →
志学館 →
西武台千葉 ↗
千葉日大一 ↗
第28位 千葉商業 ↘ 2P
千葉経大付 ↘
市立千葉 ↘
国分 ↘
幕張総合 ↗
4強時代の一角、東海大市原望洋はこの位置。まさに戦国千葉。千葉明徳、東海大浦安もこの位置で燻っている。再浮上に期待したいところ。
令和5年度 夏の千葉大会シード校
Aシード
1 専大松戸 2 木更津総合
5 習志野 6 中央学院
Bシード
3 市立船橋 4 拓大紅陵
12 東京学館 20 千葉日大一
Cシード
8 千葉学芸 10 千葉黎明 20 志学館
20 西武台千葉 28 幕張総合
外 翔凜 外 千葉北 外 市立銚子
ノーシード
7 成田 8 八千代松陰 10 銚子商
13 学館浦安 13 県船橋 15 千葉敬愛
15 市原中央 15 日体大柏
今年の夏は本命専大松戸、対抗木更津総合で異存はなし。習志野、中央学院、市船橋、拓大紅陵、秋季準優勝からノーシードとなった成田あたりが一発勝負をモノにできるか?
ランク外ながらCシード入りした第8地区の新興勢力翔凜、名将率いる千葉北、強打の市立黒潮打線市立銚子の戦いにも注目。
夏の千葉大会は7月8日開幕。
2022秋 戦国千葉ランキング
コロナ禍の大会中止や、地区ごとの予選開催等により更新が止まっていた高校野球戦国千葉ランキング。
ようやく大会が通常通り開催ができるようになり、3年ぶりに復活。
3年前のランキングはこちら。
「2019秋 戦国千葉ランキング」
第1位 習志野 49P
第2位 木更津総合 32P
第3位 中央学院 18P
第4位 成田 14P
専大松戸 14P
第6位 東海大市原望洋 11P
第7位 拓大紅陵 9P
第8位 銚子商業 8P
八千代松陰 8P
第10位 千葉黎明 7P
志学館 7P
第12位 市立船橋 6P
第13位 学館浦安 5P
千葉明徳 5P
千葉商大付 5P
千葉学芸 5P
果たして3年の沈黙を破り復活した最新のランキングはどうなっているのか?
来春の新高3が入学した令和3年春から令和4年秋までの主要大会ベスト16以上を元にランキング。獲得ポイントはいつも通り。
・春、秋千葉大会
優勝:7 準優勝:5 ベスト4:3 ベスト8:2 ベスト16:1
・夏千葉大会
優勝:8 準優勝:6 ベスト4:4 ベスト8:3 ベスト16:2
・関東大会、明治神宮大会、国体
1勝:1
・甲子園
1勝:2
「2022秋 高校野球戦国千葉ランキング」
第1位 専大松戸(4↗️) 34P
第2位 木更津総合(2➡️) 29P
第3位 市立船橋(12⬆️) 24P
第4位 拓大紅陵(7↗️) 15P
第5位 成田(4↘️) 13P
第6位 習志野(1⬇️) 12P
第7位 中央学院(3⬇️) 11P
第8位 八千代松陰(8➡️)10P
専大松戸が戦国千葉の頂点に立つ。
2021年春関東大会優勝、夏千葉大会優勝。2022年夏千葉大会ベスト4、秋千葉大会優勝、秋関東大会準優勝で、見事来春の選抜出場を決めた専大松戸が34ポイントで堂々の第1位。
第2位は木更津総合。2021年は夏千葉大会準優勝、秋千葉大会優勝、秋関東大会ベスト4で選抜出場、2022年夏千葉大会は2年連続の準優勝に終わるも29ポイントで安定の第2位。
第3位は今年いきなり覚醒した市船橋。2022年春、夏の千葉大会連続優勝で久々の甲子園出場。秋はベスト4で3期連続優勝を逃すも24ポイントでいっきにランクアップ。
第4位は近年復活してきた拓大紅陵。甲子園まではあと一歩か、あと二歩か。第5位成田は長らく第2グループにとどまり甲子園が遠い。
そして習志野は12ポイントの第6位まで後退。前回ランキングでは49ポイントで圧倒的な1位であったが、昨年春大会から今年の夏大会まで5大会連続でベスト8止まりと苦戦が続く。
一時期の勢いを失いつつある中央学院は7位、ここ数年夏に強さを見せていた八千代松陰も8位にとどまる。
第9位 千葉学芸(13↗️) 9P
第10位 銚子商(8↘️) 8P
第11位 千葉黎明(10↘️) 7P
第12位 学館浦安(13↗️) 6P
県立船橋(外⬆️)
第14位 千葉敬愛(17↗️) 5P
東京学館(19⬆️)
市原中央(17↗️)
日体大柏(17↗️)
ここまでが現在の千葉県ベスト16、シード圏内。Aシードを狙えるチームもあり、まさに戦国千葉。
第18位 東海大市原望洋(6⬇️)4P
流経大柏(24⬆️)
第20位 千葉明徳(13⬇️) 3P
東海大浦安(33⬆️)
学館船橋(33⬆️)
多古(外⬆️)
日大習志野(外⬆️)
第25位 志学館(10⬇️) 2P
千葉経大付(33⬆️)
西武台千葉(19⬇️)
千葉商(24↘️)
市立千葉(33⬆️)
国分(外⬆️)
東海大市原望洋、千葉明徳はベスト16圏外に。巻き返しに期待したい。東海大浦安、千葉経済、志学館もこの位置。まさに戦国千葉。
~令和4年度秋季関東大会~
1回戦
専大松戸 7 - 0 明和県央
山梨学院 3 - 0 成田
2回戦
準決勝
決勝
山梨学院 9 - 3 専大松戸
県勢久々の明治神宮大会出場はならなかったが、関東大会でも完成度の高さを見せた専大松戸が準優勝で選抜をほぼ手中に。
成田はベストメンバーで大会に臨めず残念な結果に。投打が噛み合えば上位進出の力は持っているだけに、来年のチームに期待。
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日本シリーズで活躍する元千葉県高校球児たち。
天台球場ビフォーアフター~場内編~
2020年春公開予定であった「天台球場ビフォーアフター場内編」。激動の2年間を経てようやく完成😭。
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【1塁側入場口】
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アフター
新たにA~Dゲートと名付けられた入場口。メインとなるのはBゲート。柵が撤去されスッキリした。
【入場口階段】
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アフター
塗装が剥げ落ちていた壁も綺麗に。
【コンコース】
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アフター
男子トイレの中が見えてしまっていたコンコースも、トイレ前にパーティションが設置され一安心。鉄骨ブレースで耐震補強も完了。
【スタンドへの階段】
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アフター
階段の壁は鶯色とベージュ色に塗り分けられた。
【売店】
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アフター
多目的ルームが出来たため半分の大きさとなった売店。夏大会中はふたつの業者さんが入っていたと思うが、どうなるのか?
【男性用トイレ】
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アフター
お立ち台が消えてしまった殿方用トイレ。
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【グランド】
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アフター
両翼100M、中堅122M、照明塔が建ち世界基準にグレードアップした天台球場。バックネット前に芝生が無いのは少し寂しい。ネクストバッターズサークルの位置が少し変わったことはどうでも良い。
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アフター
外野が広い。天台のフェンスは濃緑であってほしかったが、直に慣れるだろう。
ビフォー
アフター
外野ファールラインは芝の上に書かれているため少し見づらい。ここは頑張って芝を刈っていただきたいところ。
【内野スタンド】
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アフター
赤と緑の伝統的な配色から、青のツートンに変わった客席。
【バックネット裏】
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アフター
車椅子用スペースが新設されたバックネット裏。
【内野席中段】
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アフター
【内野席中段通路】
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アフター
ベンチシートから全席個別シートに。
【内野席上段】
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アフター
最上段通路に出来た段は、腰掛けか、荷物置き場か。庇の大きさは変わらず。
【スタンド内階段】
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アフター
不揃いの階段は、当然均一な階段となった。上段席は手すりが出来たので、降りるときに神経を尖らせる必要は無くなった。
【急傾斜】
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アフター
下段席は16列そのまま。上段席は16列から12列となり、4列おきに2本の横通路が新設された。手すりもたくさんあり、上段席に行っても以前のような急傾斜を恐れることはない。
【芝生席】
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アフター
芝生席の出入り口は跡形もなく無くなった。外野席の出入り口にはトイレがあったと思うが、トイレは無くなってしまったのか?
【電光掲示板】
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アフター
三菱電機製LEDに進化した電光掲示板。文字は今のところ黄色。個人的には試運転時の白文字の方が良かった。
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ようやく完成したnew天台球場。からだの不自由な方にも、お年寄りにも優しい、素晴らしい球場に生まれ変わった。
あとは駐車場問題だけですな。
2020年1月公開の「天台球場ビフォーアフター~外観編~」はこちら。
https://tcova.hatenablog.com/entry/2020/01/23/
~追加分~
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ビフォー
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晴天の天台球場 令和4年7月末
天台球場 工事中⑳最終回~2022年5月中旬~
2018年9月より開始された天台球場改装工事ストーキング。時代は平成から令和に替わり、新型コロナにより世の中も変わり、そして、天台球場も生まれ変わった。
本来であれば2020年3月をもって最終回を迎えるはずだった「天台球場工事中」もようやく終了となる。
約4年ぶりに一般解放された天台球場。高校野球春季大会は混雑が予想されたため、都市対抗野球千葉県予選でじっくりと視察。
Bゲートから入場。
階段を必ず左に行ってしまうのは売店があるから。
トイレの中が見えなくなった一塁側コンコース。鉄骨ブレースで耐震強化もバッチリ。
新設されたエレベーター。バックネット裏の車椅子用スペースまですぐに移動できる。
多目的ルームが出来たため、売店のスペースは半分に。
色分けされたバックネット裏中段への階段。
さて、4年ぶりのスタンドに。
と、その前に。
こちらを確認。御立派。あの段差が無くなった。
4年ぶりのスタンドへ。
お久しぶりです。青を基調としたnew天台球場。周囲にはそびえ立つ照明塔。
まずはスタンド上段から視察。
上段は水色の個別シート。
広くなった天台球場を最上段から望む。
最上段通路に出来た新たな段。夏場は風が通る快適な日陰席になりそうだが、前に立たれたら試合が見えない。
28段148番席。見切り席。
投手と打者の対決だけに集中したい方にオススメ。一塁側にも同じ席あります。
不揃いな段差が解消された階段を降りスタンド下段へ。
鮮やかなブルーの個別シート。
改めて、広くなった天台球場。
天台球場の魅力はこの近さにあり。
新設された車椅子用スペース。
車椅子用スペースから。誰もが楽しめる球場に。
最後に、旧天台球場最大の問題点であったスコアボード。三菱電機製LEDに生まれ変わり、どこからでも、国道16号からもバッチリ見えるようになった。
ただ、一言だけ言わせていただけるのでありましたら、文字は黄色じゃなくて、白が良いんだよな…。
生まれ変わった天台球場。どんなドラマを見せてくれるのでしょうか。
天台球場工事中 完
天台球場ビフォーアフター場内編、近日公開。
懐かしの旧天台球場はこちら。
天台球場 - NPB native plants & baseball ...
天台球場 その2 改修前最後の姿 - NPB native plants & baseball ...